粋を、自然を、技を、愛でる精神。

粋を、技を、自然を、愛でる精神(こころ)。

いかに優れた技術、豊かな感性によってつくられたものであっても、道具であれば使いこなし、料理であれば心ゆくまで味わう人がいてこそ存在し続け、磨きがかかる。いかに歴史的な価値のあるものであったとしても、それを手入れし、大切に受け継ぐ人がいなければ、時とともに朽ち果てていくだけである。
つくる人と、愛でる人。感性と思いやりの遺伝子は町の色香となって未来へと受け継がれていく。

右写真/稲越功一

Photographs 新山 寿弘
by Toshihiro Niyama

 

業と粋の血脈[工芸] >


表紙写真/稲越功一

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